今回塗装するものはこちら。
DIYで作った棚を塗装してほしいとお願いされました。
すでにある程度表面が仕上げてありますのでこのままエアブローしてから塗装していきます。
ちなみに仕上がりはある程度と言うことで、下塗り、上塗り、パールをコート、クリヤー仕上げ、以上の工程で仕上げます。
※缶スプレーでも可能ですが、、スプレーガンを使用してご説明致します。
※パールの吹き付けにはスプレーガンが必要です。
※塗料は関西ペイントpg80を使用。
ちなみにこの手の形状は塗装の乗りが悪く、プロでもきっちり塗装できないのではないかと思います・・・
通常であれば組み立て前に塗装する、もしくは組み立て後にペンキやニス、油性塗料にて塗装します。
自動車用塗料がいいと希望されたため塗装いたしましたが、正直用途が大きく間違っているような、、、気にせず進めていきます。↓
面積は3.85㎡。
用意する材料
・吹き付けに必要なもの
缶スプレーを使用する方は各缶スプレー。
スプレーガンを使用する場合はコンプレッサー、ガン、等。
塗料吹付の際にエアーが邪魔して塗料が乗りづらいです、缶スプレーの方が向いています。
・缶スプレーまたは塗料
※ここで書いてある量は希釈済みの量です。
作業する者や吹き付け方、状況によって変動します。
参考にして下さい。
下地プラサフ
今回は0.6kg使用
今回は下地にブラウンをお願いされたので棚っぽいブラウン。
今回は0.6kg使用
フラッシュパールとクリヤー。
今回はゴールドカラーを使用。
今回はフラッシュパール5gにクリヤー0.3kg使用
フラッシュパールはこちらをご覧ください。商品ページ
クリヤー仕上げ用
質のいい物を使用した方がよいでしょう。
缶スプレーなら2液ウレタン、関西ペイントであれば上級クラスのクリヤーを選ぶと良いでしょう。
今回は0.9kg使用
それでは塗装していきます。
まず初めにプラサフを吹き付けます。
プラサフではなく専用のシーラーが正しいのかもしれませんが、木が吸い込んでくれているので密着性に問題はないかと思います。
ついでに上塗りがしみこまないように目止めもできて一石二鳥です。↓
真っ白です。
吸い込む部分はひたすら染み込んで目止めできません・・・
このまま硬化させます。
厳しいだろうなぁー、と思っていた隅っこは案の定エアーがグルグル回てなかなか乗りません、
ちなみに狭くてガンは中に入らないためパターンを絞って(一か所に集中するようにして)外から狙って塗装するしかなく、難易度★★★★★です。
エアーも少し絞ります。
この時点では染み込むので垂れませんでしたが、↓
次にブラウンを塗装。
この色は適当に調色いたしました。
目止めが完ぺきではなく少し吸い込みます。↓
隅は大きく垂れてしまいました、、
塗装中は跳ね返りがすごくシンナーが目に染みます・・・ゴーグルをしましょう。
そんな中当然吹き付け中はミストで見えません。
言い訳ばかりですがすごく難しいです。↓
せめてガンが中に入れば、、ここの垂れは容認済みです。
次にフラッシュパールです。
今回はゴールドを使用いたします。↓
今回はクリヤー(希釈済み)に対し2%の割合にて配合、使用いたします。
使用した量は5gです。商品ページはこちら
少ないように思えますが十分な濃度です。↓
薄く二回に分けて塗装しました。↓
外側は当然綺麗に塗装できますがやはり内側は形状的にうまく乗りません。
画像では
フラッシュパールどこ?
と思うかもしれませんが光が当たらないと見えません。
透明度がかなり高いです。
最後に仕上げのクリヤーを塗装します。↓
丁度日の強いときに撮影いたしました。
フラッシュパールどこ?
となりますがご安心ください。
日が反射すれば強く輝きます。↓
画像ではどうもわかりづらいもので、、
動画を一緒に撮影いたしました。
以上で完成です。
ご閲覧いただきありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。
こちらの記事に使用したフラッシュパールの販売ページはこちら